- 2009年1月21日 11:22
- カテゴリー:お知らせ
当会顧問である田崎國彦氏の公開講座のご案内です。ダライ・ラマ14世が提唱するキーコンセプト『普遍的責任』。そして人類の希望ともいえる思想『非暴力』。チベット問題の歴史的経緯とその解決への道を一緒に考えませんか。
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朝日カルチャーセンター公開講座
ダライ・ラマの非暴力
~普遍的責任とチベット問題~
講師 田崎國彦(明海大学非常勤講師・宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会顧問)
日 程 第1回 1月31日(土)
第2回 2月7日(土)
時 間 12時30分~14時まで
場 所 新宿住友ビル3階
受講料 会員5880円 一般7140円(入会不要)
■講師からのメッセージ■
中華人民共和国が1950-1年のチベット軍事侵攻とその後の実効支配の"正当性"の根拠として主張する「チベットに対する中国の主権(チベットは中国の一部である)がどのように形成されるに至ったかを、青木文教や多田等観や矢島保次郎といった「チベットに入った人たち」などの目撃証言も取り上げながら、欧米列強(日本も含む)のアジア侵略、国民国家や宗主権や主権といった欧米の政治的概念の導入と利用、中華ナショナリズムの影響などと結びつけて考察し、次いでチベット問題の解決(排他的なナショナリズムを克服してチベット人や漢人やウイグル人などの多文化多民族の共存・共生の実現)に向けた、また同時に国民国家の枠組みを超えてコスモポリタン民主主義への道を切り開くダライ・ラマ十四世の主張「非暴力と普遍的責任」のもつ可能性をエドワード・サイードの思想などとも関連づけて明らかにしたい。
■お問い合わせ
朝日カルチャーセンター 外国語科 03-3344-1948
月~土10:00~18:30(日・祝日はお休みです)
田崎國彦(たさき・くにひこ)氏
1953年栃木県生まれ。現在、明海大学、武蔵野大学、武蔵野女子学院中学高等学校にて非常勤講師。東洋大学東洋学研究所研究員。「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」顧問。「チベット自由人権日本100人委員会」顧問兼委員。
主な研究分野:コミュニケーション論、チベット問題、原始仏教、アビダルマ仏教、清沢満之やE・レヴィナスを通した「暴力と他者の迎え入れと歓待(ホスピタリティ)のコミュニケーション」。
論文:「倶舎論に於けるabhidharmaの定義とprajna」、チベット僧によるインド巡礼記の和訳と研究「ナーランダー仏教大学最後の光景[資料篇]」など。
訳書:ダライ・ラマ14世著『ダライ・ラマ他者と共に生きる』(共訳、春秋社)、グレン・H・ムリン著『14人のダライ・ラマ―その生涯と思想』(上下、共訳、春秋社)など。
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