当会が協力するチベット関連イベントのお知らせです。
いよいよ、今月25.26日に大阪の應典院を舞台に、初の試み「チベット落語」の公開と、チベットを語り、学び、楽しむ集いが開催されます。
チベット問題は難しいものとして敬遠されがちですが、遠い外国のこととして見過ごすことの出来ない、私たちひとりひとりにとっても大切な問題が潜んでいます。
それを感じ、考えていくために、チベットのことを落語にしてみる試みが続いてきました。そこには、チベット問題を限られた言論の空間や、「高度」な議論の場、マニアの世界から、お茶の間や庶民の井戸端会議の俎上に引っ張り出そうという願いが込められています。そのために、専門家を招いての勉強会も続けてきました。
興味のある方、ぜひご参加下さい。
参加できない方、チベット関連のイベントで、この落語を「活用」してみてください。
関西方面にお知り合いのいる方、ご紹介していただければ幸いです。
合掌
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集い・語り・学び・楽しむ
「ちべっと寺子屋ふぉーらむ 」
~なにわ発・世界初チベット落語~
世界の注目を集めるチベット《問題》。應典院では、興味・関心のある方と共に、この難しいテーマを落語にすべく、桂七福師匠とともに創作落語の企画制作に取り組んできました。チベット密教の専門家を2回にわたってお招きし、ネタのもとになるチベットの世界を学ばせていただきました。そして、落語の笑いの力と骨太な批評性でチベット問題に迫って参りました。2008年10月より集まりを重ね、このたび、一般のみなさまにお披露目ができるに至りました。
そこで、一般のみなさまに公開させていただくにあたり、チベット人の方々も含めて、「集い」「語り」「学び」「楽しむ」、そんな催しを開催することとなりました。果たして、噺家は肩の凝るチベット問題をどう料理するのか、そのネタを共に作ってきたメンバーはどのような企画で花を添える企画を組み込むか。この興味深い「チベット問題の落語による世界への挑戦」を共に見届けてみませんか?
プログラム
---------25日---------
10:00~展示会場オープン
12:00~Tibetランチ
13:30~特別法要
14:00~記念講演
15:00~落語
16:15~カフェセッション
18:30~Tibetシネマ
20:30 全プログラム終了
---------26日---------
10:00~ワークショップ
13:30~特別法要
14:00~落語
15:15~記念シンポジウム
18:30~Tibetミュージックライブ&トーク
20:30 全プログラム終了
(ゲスト・内容の都合で変更が生じることがあります)
日時:2009年4月25日~26日 10:00~20:30(両日とも)
参加費:一日フリーパス1,000円(両日とも)
<「落語deチベット」実行委員会・この間の経過>
この催しは、2008年6月22日、「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」事務局を務めていらっしゃる長野・長谷寺の岡澤慶澄住職からの應典院に投げかけられた提案が発端となっています。それは、既に5月11日に「チベット発東京経由仏リンピック・大阪大会」を開催した應典院に、チベット問題に慈悲の尊さを重ねて訴えていく上で、より豊かな関係性を取り結んでいくことが必要であるという気づきが元となっています。いかにして、共感また共苦の場をつくることができるか、その問いに応えていただいたのが、古典落語の他に、社会問題や人権問題を素材とした創作落語にも取り組んでいらっしゃる桂七福師匠でした。この間、7回の実行委員会を重ねて参りましたら、その全てにご参加いただき、22名の実行委員(2009年3月末現在)との協働を通じて、無関心層にチベット問題を「演じることで伝える」という挑戦に向き合ってきました。
第1回(10月21日)...顔合わせ
第2回(11月26日)...チベットならびにチベット仏教勉強会(1)
第3回(12月20日)...チベットならびにチベット仏教勉強会(2)
第4回(1月29日)...創作落語草稿の検討(1)
第5回(3月2日)...創作落語草稿の検討(2)
第6回(3月26日)...創作落語の内容確認と関連企画の検討
第7回(4月16日)...企画全体像の確認(予定)
<連絡先
應典院寺町倶楽部
543-0076
大阪市天王寺区下寺町1-1-27
TEL 06-6771-7641
FAX 06-6770-3147
info@outenin.com
各プログラム内容
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<落語(本堂ホール)
今回の実行委員会にも参画いただいた釈徹宗師は、芸能研究の第一人者、関山和夫先生による論考をもとに、「落語は仏教の「お説教」をベースに成立したという説が有力」と仰っておられます。今回、浄土宗のお寺にて、チベット問題を、落語を通じて説いていただくのは、桂七福師匠です。日替わりの古典落語1席と、創作落語「チョビット・チベット~少しのことから、チベットを知ってください~」を演じていただきます。会場では古典落語のCDも販売いたします。
桂 七福(かつらしちふく) プロフィール
1965(昭和40)年徳島県生まれ。身長181cm体重100kg。血液型:O型。平成3年10月、4代目桂福團治の弟子となり、作家藤本義一氏により桂七福と命名。現在、故郷徳島を中心に活躍。古典落語50本以上の持ちネタとは別に、福祉・教育・人権などをテーマとする落語により幅広い活動を展開中。徳島県内3ヶ所において定期的に落語会を開催。徳島地元放送局においてラジオ・テレビのレギュラー番組を担当。
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<Tibetカフェ(1階・研修室B)>
チベットにちなんだメニューを取りそろえて、来場いただいた皆さんのチベットへの興味関心をさらにかき立てます。また、カフェとなる会場もチベットの雰囲気に浸っていただけるよう、スタッフ一同工夫を重ねています。また、チュパ(チベットの衣装)着付けや、文字のレッスンなど体験メニューも準備する予定です。なお、Tibetカフェをよりお楽しみいただくためにマイカップをお持ちください。
(協力:塩のわ 【ランチメニュー】 ※ランチ・カフェともフリーパスとは別に実費を頂戴します。 <特別法要> ニチャン・ケントゥル・リンポチェ プロフィール <アートステージ> <物販・展示>
・塩谷集落のお米のおにぎりwithチベットの塩 1個100円
(塩谷集落は2004年の中越地震の被災地です)
・テントック(チベットの汁物) 1杯300円
ひき肉、トマト、しめじ、大根、玉ねぎ、小麦粉、マサラもしくはブイヨン
・その他
【カフェメニュー】
・チベットのハーブティー 1杯100円(各日50杯限定)
・チャイ 1杯100円(各日100杯限定)
両日ともカプセ(チベットのかりんとう)をサービス(数に限りがあります)
落語に先立ち、一連のチベット騒乱等で亡くなられた方を悼み、また今後の平和を願い、特別法要を行います。宗旨、宗派は問いませんし、特定の宗教の布教を目的とした場ではありません。どうか、「あの日」と「よりよい未来」に思いを馳せる場に、幅広い皆様のご参加をいただければ幸甚です。(ニチャン・リンポチェ師<ニンマ派ら・30分程度の予定です)
日本在住の唯一の高僧。中国によるチベット侵攻以前に一連の伝統的仏教教育と修行を全うした最後の世代。高い学殖により同世代の師の中でも特に高い評価を受けている。
1935年、チベット南西部、密教行者の村に生まれる。1942年、7歳でラサ市のデプン寺に入門。1943年、8歳でシュクセプ寺に入門、転生化身活仏として認定され、以後ニンマ仏教総本山ミンドゥルリン寺をはじめ種々の僧院、僧院大学で学ぶ。1953年、18歳でニマチャンラ僧院大学のゲゲン(教師)となる。1959年、中国のチベット侵攻によりインドへ亡命。1968年、33歳で、ヴァラナシ・サンスクリット大学チベットインド学研究所(現サルナート仏教大学)助教授となる。1974年、ダライ・ラマ法王の要請で来日、高野山大学専任講師となる。以後、京都大学、東北大学、岩手大学等で仏教講座を持つ。1979年、文部省学術援助によるヒマラヤ仏教研究調査団のメンバーとしてヒマラヤ周辺諸国に派遣される。その後、ユネスコ東アジアセンター(財)東洋文庫の研究員となる。1981年より平川出版社の顧問。1994年 エストニア、タートゥル大学の招聘により講座を持つ。
現在、東京都日野市に在住、日本各地、世界各国で顕密にわたる仏教講義、灌頂、様々な伝授、法要等精力的に活動。同時に、インド・西ベンガル州で進行中の僧院大学建設計画の中心となって尽力。
<記念講演・ワークショップ・シンポジウム>
25日には、世界初の「チベット落語」の公開に先立ち、チベット仏教に造詣が深い、平岡宏一さん(チベット密教研究者)に本堂ホールにて記念講演を行っていただきます。また、平岡先生には26日の午前中に、Tibetカフェ(研修室B)にて行われるワークショップの話題提供者もお務めいただきます。なお、26日の落語公開の後には、岡澤慶澄さん(長野・長谷寺)、釈徹宗さん(池田・如来寺)、秋田光彦さん(大阪・大蓮寺)らによるシンポジウムを開催いたします。
夜は日替わりで本堂ホールにてアートプログラムを展開いたします。25日はStudents for a Free Tibet Japanの協力により、『Undercover in Tibet「チベット潜入取材」』を上映いたします。26日は音楽ライブと漫談とミニレクチャーと盛りだくさんのステージです。歌とチベット三味線(ダムニェン)のゲストは、川辺ゆかさん、テンジンさん(名古屋在住チベット人)。テンジンさんにはチベット歌漫談(デガル)も披露いただく予定です。なお、ステージでは、小野田俊蔵さん(佛教大学文学部教授・チベット仏教学)によるミニレクチャー「チベットと音楽」(仮題)も行われます。
会場のみならず、落語のこと、チベットのことを日々の暮らしのなかで楽しみ、学んでいただけるよう、各種物販・展示も行います。会場で特別販売させていただく古典落語CD「桂七福・落語三席・繁昌亭」は、2008年10月に、上方落語の定席「大阪・天満天神繁昌亭」にて開催された桂七福主演の落語会にて収録されたものです。収録演目は「警察うどん」、「子別れ」、「金玉医者」の3作です。今回限りの限定価格、2,000円です。その他、ストラップ、タルチョ(チベットの5色の旗)、お線香などの販売も予定しています。あわせて、墓場を見下ろす2階のロビー(気づきの広場)には、長谷寺さまの協力により、チベット写真家として知られるフォト・ジャーナリスト、野田雅也さんの作品を30点ほど展示させていただきます。
企画運営:「落語deチベット」実行委員会
協力:宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会・Students for a Free Tibet Japan・龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院・塩のわ・真言宗智山派金峯山長谷寺・浄土真宗本願寺派如来寺・浄土宗大蓮寺・應典院
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