「チベットの平和を祈る」
~仏教とアイヌの祈りのコラボレーション~

本願寺札幌別院にて、「チベットの平和を祈る」会が開催された。雪の降る中であったが、来場者は80名を越え会場はチベットの平和を祈ろうという共通の思いが充満していた。

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幹事の宮川が開式の挨拶、その後すぐに表白文を読み上げた。

「ヒマラヤを越える子供たち」の上映。写真家、伊勢祥延がチベットから亡命した人々を撮影した「リトルチベット」写真ライブ。休憩を挟み、各宗派の祈りが始まった。「真言宗」「法華宗」「浄土真宗」の順番で読経・回向をし、その後、アイヌの祈りを捧げていただいた。

語るでは、アイヌからは長年アイヌ問題に携わってきた「石井ポンペ」氏より少数民族の問題を語っていただき、共催いただいた念仏者9条の会北海道代表「忍関崇」氏が、お念仏の教えと憲法9条は一緒の考えですとのお話を頂き、当会幹事「上川泰憲」が本日北海道ブロックでのいきさつと、本日が立ち上げですとの参加者へ語りました。

最後に、ダライラマ猊下の声明文を読み上げ、終了となりました。

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なお、当日は色々な団体のブースが設置され、北海道を中心として活動している方々とご縁を結ぶことも出来た。大変有意義な会となりました。